全固体電池:Li・Na系~空気電池:Li・Al等
★好評発売中
ここ数年LiB発火事故(小型用:サムスン、大型用:中国EV車)が多発し、安全性の高い電池(次世代電池/全固体電池等)に移行していく企業も出てきた。無機系固体電解質を武器に新規参入する企業が増大(セラミックスメーカー、ガラスメーカー、化学メーカー、LiBメーカー等)し、世界的に注目されてきている。海外市場(LiBメーカー、自動車メーカー/部品メーカー、大学/ベンチャー企業等)でも活発化が進み、次世代電池/全固体電池への新規参入が絶えない。
大型用/自動車(は、最近日産などの注力度が増し、実用化(トヨタ/HEV)が迫っている。
小型用はすでに実用化(TDK/日本ガイシ等)が進み、量産化も進もうとしている。ただし、安全性の高い酸化物系全固体電池(バルク型/薄型)/小型用で、硫化物系(バルク型)や薄膜型(硫化物系/酸化物系)、Na系などは依然サンプル出荷中か開発中(改善・改良)である。
また、改善・改良が進む中、高性能化が可能な新材料の開発や低コスト化が可能な量産化技術/新製造法(バルク/薄膜型)も進められている。ただし、量産化技術/低コスト化が間に合わないトヨタはさらなる延長(当初は2020年頃搭載計画)を避け、HEVからの実用化を目指している。
注目・期待される用途は、大半が先行するLiB市場と重なっており、当面の目標はLiB市場の代替が目標となる。ただし、量産化(数十億セル/年)が進み、安価(500円/セル未満)になっている汎用市場(スマホ用等)は、当面価格的に太刀打ちできず新規用途(IoT用、ウエアラブル用、医療用等)を中心とした拡大化になる。そしてその先にはさらなる次世代電池(全固体Na電池、空気電池等)の台頭(2030年以降)および競争が待っている。当面は、LiBとの競争(安全性、コスト、特性等)に打ち勝ち、次世代電池は全固体電池を中心に実績を増していくことになる。
本調査は、こうした次世代電池/全固体電池等市場の現状(材料別、用途別、企業別等)と今後の展望を 独自に調査・分析した資料です。
#新産業総研 #新産業 #新産研 #次世代電池
新産業総研株式会社
素材・材料と応用市場を中心に、これまで多くのマルチクライアントおよびモノクライアント調査を行い、評価をいただいてきております。新規事業計画や既存事業の見直しに、ぜひとも私どもの調査をお役立てください。
0コメント